Press Release|三原市の小中学校6,000人に「みはらタイピング」運用開始|AI時代の情報活用能力を育む

2026年6月18日、三原市教育委員会とクラウディアソリューション株式会社は、市内全小中学校の児童・生徒 約6,000人を対象としたタイピング学習Webアプリ「みはらタイピング」の運用開始を発表しました。当社(株式会社エムセック)はクラウディアソリューション株式会社の広報・PR支援を担当しており、本日プレスリリースを発出しましたのでご報告いたします。
AI時代の子どもたちに必要なのは「思考を表現できる力」
GIGAスクール構想や新学習指導要領が掲げる大きな目標のひとつが、「情報活用能力」の育成です。自分の考えをデジタルで素早く表現し、必要な情報を取捨選択して未来を切り拓く力。その土台となるのが、思考の速度に追いつくキーボード入力(タイピング)能力です。
文部科学省は令和8年度までに、小学生1分間40文字・中学生60文字という具体的なKPIを掲げています。
ところが現場では、子どもたちが毎日練習を積み重ねても、その成長が教師にも本人にも「見えない」という状況が続いていました。
── そう問いかけても、データがなければ誰も確認できない。
これが、「みはらタイピング」開発の原点です。
3年・6回の挑戦から生まれた、次の一手
三原市教育委員会のICT巡回相談員として3年間、市内の学校を訪問し続けてきたクラウディアソリューション株式会社。その現場経験から、既存のタイピング学習サービスには根本的な限界があることを痛感してきました。
| 観点 | 一般的なサービス | みはらタイピング |
|---|---|---|
| 1分間の文字数を正確に計測 | ❌ 対応サイトがほぼない | ✅ 60秒固定で正確計測 |
| KPI基準との自動照合 | ❌ なし | ✅ 40字/分・60字/分で自動判定 |
| 教員のクラス進捗管理 | ❌ なし | ✅ 自校児童の状況を一覧確認 |
また、三原市では令和6年度から、GoogleフォームとGASを活用した独自運用でタイピングコンテストを年2回・通算6回実施。その試行錯誤から得られた知見をすべて「みはらタイピング」に結集させました。
アプリの特長
三原市オリジナル教材
三原城・佛通寺・やっさ祭り・八朔・タコ料理など、地域文化を題材にした300語以上の問題を収録。郷土への誇りとグローバルな表現力を同時に育みます。
23段階の段位制度
「無級」から「免許皆伝」まで、武道のような達成感のある成長ステップを設計。子どもたちが自然と「次のレベル」を目指したくなる仕組みです。
提出ゼロ・自動集計・全市可視化
プレイすれば即記録。教員はリアルタイムでクラスの進捗を確認でき、市教委は全校横断の集計データを活用できます。
極めて低コストでの運用を実現
生成AI(Claude Code)を活用した内製開発により、月額数百円〜数千円という低コスト運用を実現。民間サービス全市導入時と比較して、年間1,000万円超のコスト削減を見込めます。
アプリ概要
- アプリ名
- みはらタイピング
- URL
- https://typing-mihara.web.app
- 対象
- 三原市内 小・中学校の児童・生徒 約6,000人
- 利用料
- 無料
- 開発
- クラウディアソリューション株式会社
- 協力
- 三原市教育委員会
- 主な技術
- 生成AI(Claude Code)、Google Firebase、TypeScript / React
※ 本発表は、三原市教育委員会との共同プレスリリースです。
※ プレスリリース全文は添付PDFをご覧ください。

